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ボン・バカンス! 〜  日本とフランスの安くて素敵な美・田舎宿

ピカルディー地方

 

フランスの北部は一見マイナーなイメージがあるかも知れない。確かに天気はイギリスのように曇りが多い。

でもここには他のフランスと全く違う景色が広がる。涼しい気候もそうだが、ジャガイモの名産地であるココは、北海道を思わせる。

特に広大な畑のパッチワークは美瑛のようだ。ところで北の人は「人情味があり温厚で優しい」というイメージらしい。

Bienvenue chez les Ch'tis シュティの地へようこそ(原題)」というコメディー映画が2008年頃フランスで大流行した。

当時「タイタニック」の記録を塗り替えたそうだが、この映画、なんというかフランス版人情映画といったところである。

人気コメディアン、ダニー・ブーンが好演していて、とても面白い!南仏に住むある郵便局員がフランス北部への転勤が決まる。家族は嫌がる。妻は、私は行かない、という。曇天つづきの海のない田舎には誰も住みたくないということか。

でも、フランス北部は「よそ者はこの土地に来ると二度泣く」と言われるそう。

1度目は、その土地に初めてきた時。そして2度目はその土地を離れなければならなくなった時、だそうだ。

映画の結末も、見事泣くことになる。

なるほど。「ボン・バカンス!」のフランス人スタッフ・セバスチャンもフランス北部のピカルディー出身で、人情味あふれる性格だ。

見どころなどメールで質問すれば、詳しく教えてくれるだろう。

この地域は雨が多い分、花や緑が色濃く大変美しい。観光地も多彩だ。アミアンのノートルダム大聖堂は毎年6月と12月の数週間、音と光の3Dライトアップショーが必見だ。

 

 

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